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【新人行政書士は要注意】営業の電話・FAX・メールに注意しよう

yokokura
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行政書士として開業すると、さまざまな営業の電話などがきます。

それらにはどのようなものがあるのか?

10年以上、行政書士を続けているわたしが、自身の体験談・失敗談もあわせてご紹介します。

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行政書士として開業すると、さまざまな営業の電話などがくる⇒基本的には不要

行政書士として開業すると、さまざまな営業の電話・FAX・メールがきます。

それらは、基本的には開業当初の新人行政書士には不要です。

営業電話の例⇒「ネット検索で上位表示させるもの」が多い

たとえば、電話の場合は、下記のようなものがあります。

  • ネット検索で上位表示させるもの
  • コピー機などのリース
  • 有名人と対談
  • 本を自費出版しませんか? など

上記の電話に対してじっくりと話をしたわけではありませんので、具体的な中身までは正確にはわたしも理解しておりません。

しかし、上記のような電話は、基本的には、営業の電話ですので、キッパリと断るようにしましょう。

特に、「ネット検索で上位表示させるもの」が多いイメージ・・・

開業当初の新人行政書士には、まだ十分な売り上げがないことが想定されますので、上記のような(効果が不透明な)ことにお金を使う余裕はありません。

上記のようなことをしなくても、コツコツとホームページを育てていけば(どんどん記事を書いていけば)、だんだんと集客できるようになっていきます(むしろ、上記のようなことを行っても集客できるかどうか不明です)。

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わたしの体験談(分厚い書籍の訪問販売)⇒不要

開業当初、かかってきた電話の中に、分厚い書籍(行政書士業務に関するもの)を販売するものがありました。

開業当初のわたしは、かかってきた電話の中身もよく理解せず、後日、会う約束をしました。

後日、その人と会ってみると、行政書士業務に関する分厚い書籍を紹介されました。

金額はかなり高価で、1冊、数千円~1万円を超えるものまであったと思います。

たっ、高・・・

イメージ的には、弁護士を題材としたテレビドラマなどの法律事務所の場面で、本棚にずらっと並んでいるような、分厚いものです。

情報はネットで手に入るし、紙の情報は古くなるし

しかし、上記のようなものは正直、必要ありません。

今の時代は、業務に関する情報も、基本、ネットで入手できます。

また、制度の詳細も、時代とともに変化していくことが予想されます。

そういう意味では、逆に、書籍の情報はだんだんと古くなり、時代に合わなくなる可能性があります。

「そのような部分は、後日、差し替えできますよ」とのことでしたが、差し替えにも費用がかかります。

そんな、手間も費用もかかるものは要りません。

事務所(の本棚)のスペースも取るし・・・

ネットの情報で足らない部分は、本屋さんで本を購入すればいい

ネットでは情報が不足する場合は、その分だけ、本屋さんに行って本を購入すれば事足ります。

上記のような分厚い書籍を購入してしまっては、それこそ、事務所の調度品程度にしかならないでしょう。

電話もなく、突然、訪問してくる業者も(住宅地図に関する営業)⇒基本、不要

電話もなく、突然、訪問してくる業者もいます。

そのなかで、わたしが覚えているのは住宅地図に関するものでした。

庭で、ぼーっとしてたら突然やってきて話しかけられた・・・

一般的に日常で使用するものではなく、土地ひとつひとつに番地や氏名などが載っているものです。

車庫証明や不動産関係の業務を取り扱う行政書士にとっては、この住宅地図は、あった方が確かに便利な場合があります。

場所もネットで調べられる

しかし、上記でも書きましたが、今はネットで何でも調べられる時代です。

ある住所に関する実際の場所が知りたければ、「Yahoo!マップ」や「Google マップ」などのネットサービスで、ほとんどの場合、調べられます。

図書館に行けば、同じような住宅地図を見ることができる

住宅地図が必要になるのは、逆に、「Yahoo!マップ」や「Google マップ」などのネットサービスを使用しても、正確な場所を調べられないときだけです。

しかし、その場合でも、図書館などに行けば、同じような住宅地図が置いてありますので、そこで見ることができます。

頼めば、コピーも取ってもらえるよ(有料)

したがって、開業当初の新人行政書士には、購入してまで事務所に置いておく必要はないと思います。

結構な金額しますし、毎年、新しいのが出されます。

毎年、そんな高いの買うことはできません。

FAXやメールでも、くる

FAXやメールでも、営業に関するものがきます。

たとえば、下記のようなものがあります。

  • 業務に関する情報提供のようなもの
  • 福利厚生(社員食堂など)に関するもの
  • ネット検索に関するもの(上位表示やSEO)
  • 人材紹介に関するもの など

必要な人にとってはいいですが、わたしにとってはどれも不要ですので、上記のようなFAXやメールは来ない方が本当にいいです。

「要らない」と返事をしても届き続ける・・・

特にひどいものとしては、「業務に関する情報提供のようなもの」のFAXがあります。

「不要な場合はチェックして返信してください」とありますので、チェックして返信しましたが、かわらず、きます。

1回だけでは見てない可能性もありますので、もう1回してみても、ダメでした(こんなFAX要らないということで、2回、FAX不要のチェックをして返信したけど、あいかわらずFAXが届き続ける)。

いったい、どーなってんの!

こんな要らないFAXに、わたしの用紙代・インク代・電気代が使われるのです。

ホントやめてほしい。

でも、わざわざこっちから(その業者に)電話をかけるのもバカらしい。

もう今はあきらめてます。

わたしの失敗談(ネットで情報商材を買った)

開業当初のわたしの失敗談として、ネットで情報商材を買ってしまったことがあります。

たしか2万円ぐらいしたと思います。

そのころは売り上げもそんなになかったので、生活費を稼ぐのに必死のときでした。

なけなしの2万円をはたいて、情報商材を買ったのです(その情報商材は、たしか、なにかのメールで知ったのかな・・・)。

お金ないけど・・・えい!(ポチッ)

内容はアフィリエイトに関するもの

内容はアフィリエイトに関するものでした。

いろいろと書いてあったと思うのですが、もっとも印象に残っているのは、無料ブログを量産して物を売る(クリックさせる)というような内容です。

記事はたいしたことを書く必要はなく、タイトルが重要。

タイトルに入っているキーワードで検索して訪れた人を、すぐにアフィリエイトリンクへ誘導する。

そんなようなものでした。

やる意味を見出せず、すぐやめる

そんなような感じで、少しは稼いだとは思いますが、やはり、そのような(たいして)意味のないことを続けるのは、わたしには無理でした。

そのようなものでも、本当に欲しい人が本当に欲しいものを買うのに役立ったのであれば、やる意味はなくはないとは思いますが、実際にはそれ(人の役に立ったこと)を感じることができませんので、続けるモチベーションにもつながらない。

もともと、自分がお金を稼ぐ目的で始めたもの(社会の役に立つことが目的ではない)。

そんなようなものはやっても続かないですね。

まとめ⇒振り回されず、やるべきことに集中しよう!

いかがでしたでしょうか?

この記事のポイントは以下の2点です。

  • 営業の電話・FAX・メールに注意しよう
  • やるべきこと(ホームページへの記事投稿)をコツコツと続けよう

人間はうまくいっていないときほど、誤った行動をとりがちです。

わたしみたいに、変なもの買っちゃダメだよ・・・

そんな時は、気分転換をしながら、やるべきことをコツコツと続けましょう。

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あぼかど
あぼかど
行政書士など
「会社員しててもちっとも自分の思うように働けない!いろいろ理不尽なことも多いし!!」そこで発想を転換。

会社員人生に見切りをつけ、2003年に「行政書士になること」を決意。約1年間の勉強(独学)の末、翌年の試験に一発合格。2010年代はじめあたりに行政書士で独立開業。

現在は主に行政書士業のほか、大家業や投資からの配当金などにて生計を立てている。
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