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【経験が無くてもできる】新人行政書士がとれる5つの差別化戦略

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「差別化と言ったって、まだ開業したばかりで何もわからない・・・」

そんな方に、行政書士を10年以上続けているわたしが、自身の体験をもとに「何をしたらよいか?」をわかりやすくご紹介します。

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多くの新人行政書士は未経験

補助者経験がある方をのぞき、多くの新人行政書士には業務に関する経験がありません。

だから開業前に徹底的に勉強するわけですが、それはなんとか業務を遂行するために行うものであり、それだけで先輩行政書士に勝る差別化ができるというわけではありません。

では、新人行政書士がとることのできる差別化戦略にはどのようなものがあるでしょうか?

新人行政書士がとることのできる5つの差別化戦略⇒地道なやり方がメイン

新人行政書士がとることのできる差別化戦略には、下記の5つがあります。

新人行政書士の5つの差別化戦略
  1. 夜間・土日祝日でも電話に出られるようにしておく
  2. 夜間・土日祝日対応をする
  3. 電話に出られなかったら積極的に折り返す
  4. 事前に融資を受けておく
  5. ネット上であまり競合がおらず、かつ、ニーズがありそうな分野のホームページを立ち上げる

ひとつずつ見ていきます。

(1)夜間・土日祝日でも電話に出られるようにしておく⇒もっともおすすめ

依頼を増やすためには、もっとも手っ取り早く、おすすめの方法です。

夜間や土日祝日でも結構依頼の電話はかかってきます。

特に、土日祝日に自動車手続き関係の電話がかかってくることが多いです(土日祝日は自動車販売店は営業していることが多い)。

すべてではありませんが、電話の相手もわざわざ土日祝日に(休みを承知で)かけてきているためか、依頼前提で電話をかけてくることが多いです。

だから依頼につながりやすい

わたしの経験として自動車手続き関係の電話が多かった認識ですが、中には会社の設立依頼の電話などもありました(わたしは今は夜間や土日祝日での電話応対はやっていません)。

なので、開業直後に依頼を増やしたい方は、事務所の電話に着信転送の設定をし、夜間や土日祝日にいつでも電話に出られるようにするのがおすすめです。

(2)夜間・土日祝日対応をする

平日の日中は仕事をしている方も多いため、夜間や土日祝日に会うことなどを希望されるお客さまもいらっしゃいます。

その場合には、「はい、よろこんで!」と応じるようにしましょう。

そうすることで、仕事につながる可能性が高まります。

場合によっては、夜間や土日祝日対応することの手数料(報酬)をいただくことを検討してもよいでしょう。

(3)電話に出られなかったら積極的に折り返す

仕事をしていると、どうしても電話に出られない場合もあります。

そんなときは、知らない番号からかかってきた電話にも、積極的に折り返しの電話をかけるようにしましょう。

その中には依頼につながる電話もあるかもしれません。

「そちらから着信があったので折り返させていただいたのですが・・・」という形で折り返せば、別におかしくありません。

これをすることにより、依頼につながることもあります。

なので、かけてきた相手の電話番号を知ることができるよう、発信番号表示などの設定をしておくようにしましょう。

ただし、注意しなければならないのは、知らない番号からかけてきた相手がどんな人なのか分からないということです。

中にはあまりかかわりたくない方もいらっしゃいます。

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なので、折り返す前に、かならず、かかってきた電話番号をネットで検索するようにしましょう。

固定電話でも携帯電話でもその他の番号でも、です。

かかってきた電話が固定電話からで、ネット検索の結果、信用できそうな相手だと分かれば、とりあえずは一段階クリアで、基本的には安心して折り返すことができます(その先の担当者がどんな方かは分かりませんが)。

よし、このお客さんは(かけなおしても)大丈夫そうだ・・・

一方、かかってきた電話が携帯電話で、ネット検索しても情報が出てこない場合などには、用心して電話をかけるなど、あらかじめ心の持ち方や電話の展開などを想定して折り返すことも必要です。

(4)事前に融資を受けておく

開業前に半年間程度の生活費を確保しておくことが大切と下記ページで書きましたが、そのお金が準備できていてもいなくても、融資を受けることを検討するのもひとつです。

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借入先は日本政策金融公庫がおすすめです。

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融資を受けることによって、その分生活費に余裕ができますので、落ち着いて事業を始めることができるようになりますが、それだけではなく、融資を受けることによって学んだことを、そのまま、開業後の「お客さまに対する融資サポート業務」に生かすことができます。

一度経験しているので、堂々と「創業計画書の作成など、融資サポートできます!」とアピールすることができるようになります。

融資業務をやっている人はわりと少ない方だと思いますので、差別化にもつながります。

生活費の確保ができて、融資業務に関して経験もでき、差別化にもつながる。

う~ん、まさに一石三鳥ですね!

(5)ネット上であまり競合がおらず、かつ、ニーズがありそうな分野のホームページを立ち上げる

上記(1)~(4)が、ある意味本当に新人だからこそやる泥臭い感じの差別化戦略になりますが、5つ目は、開業直後の新人に限らず、だれでもおこなう可能性があるやり方になります。

下記に書いてある記事などを見て、ニーズがありそうだけどほかのひとがあまりやっていない業務分野を探すというものです。

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ただし、このやり方ははずす(失敗する)場合があります。

そうすると、せっかく立ち上げたホームページもムダになってしまいます。

ニーズなどを事前に入念に調べる必要がありますが、入念に調べたとしても、実際のところは、やってみなければわかりません。

なので、代表的な業務(建設業関係や自動車手続き関係など)に関するホームページを別に運営しながら、ちょっとマイナーだけどニーズのありそうな分野のホームページもあわせて運営していくというやり方がよろしいかと思います。

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できる範囲でやってみよう

上記で新人行政書士でもできる5つの差別化戦略を書きましたが、できる範囲でやってみましょう。

あまりムリをして体を壊してしまっては元も子もありません。

夜間や土日祝日の電話応対などは依頼を手っ取り早く増やすには確かにおすすめなんですが、これをやるといつでも携帯電話に転送され電話がかかってきます。

常に仕事に縛られている状態になるね・・・

わたしの経験では、夜、寝ているときにも電話がかかってきたことがあります。

そのときは、たしか寝ぼけてすぐに電話を切った記憶がありますね・・・(これでは転送にしている意味がありませんね)。

なので、あまり無理をせず、できる範囲でやりましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

新人行政書士がとることのできる差別化戦略は下記の5つです。

  1. 夜間・土日祝日でも電話に出られるようにしておく
  2. 夜間・土日祝日対応をする
  3. 電話に出られなかったら積極的に折り返す
  4. 事前に融資を受けておく
  5. ネット上であまり競合がおらず、かつ、ニーズがありそうな分野のホームページを立ち上げる

上記(1)~(3)なんかは、何も特別なことではなく、やる気次第で「すぐに」「誰でも」できるものです。

特に(1)は効果が出やすくおすすめです。

業務の経験・知識量などで先輩行政書士を上回るのはなかなか難しいです。

だから、新人行政書士は上記のようなことで差別化を目指すのですが、逆に言うと、経験を積んだ行政書士は、上記のようなことはなかなかできません。

  • 新人行政書士 → どんどん仕事が欲しい
  • 経験を積んだ行政書士 → ある程度仕事があるので休みの日は休みたい

仕事に対するガツガツ感が違うね

ぜひ、やれる範囲で取り入れてみてください。

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ABOUT ME
あぼかど
あぼかど
行政書士など
「会社員しててもちっとも自分の思うように働けない!いろいろ理不尽なことも多いし!!」そこで発想を転換。

会社員人生に見切りをつけ、2003年に「行政書士になること」を決意。約1年間の勉強(独学)の末、翌年の試験に一発合格。2010年代はじめあたりに行政書士で独立開業。

現在は主に行政書士業のほか、大家業や投資からの配当金などにて生計を立てている。
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