投資信託|初心者におすすめする3つの理由とやり方を7つのステップで解説
「2024年から新NISAが始まったのでこれを機に自分も投資してみたい」
「この先、会社の給料だけでは不安・・・」
2024年から新NISAが始まり、実際に新たに投資を始める人も増えているように感じます。
そのような新たに投資を始めるような投資初心者には、まずは投資信託へ投資をしてみるのがおすすめです。
そこでこの記事では、
- 【投資信託】気軽に投資できる3つのポイント
- 投資を始める前にどのような準備をしたらいいか?
- 基本となる投資スタイル
- おすすめの証券会社
- おすすめの買い方やおすすめの投資信託
などを、投資信託へ15年以上投資をしているわたしがご紹介します。
投資初心者には投資信託がおすすめ
このブログでは、定期的に不労所得を得る手段として「アメリカ高配当株ETF投資」という投資手法をご紹介しております。
しかし、「アメリカ高配当株ETF投資」は
- 金額がある程度かかる(一口単位で購入、一口数千円~1万円越え)
- 投資信託より買うのが面倒(円をドルに換えたり、手動で買ったり)
などと、投資初心者にはハードルがやや高い部分があります。
そのような場合は、まずは投資信託へ投資をすることから始めてみるのがいいでしょう。
【投資信託】気軽に投資できる3つのポイント
投資初心者に投資信託が向いている点は下記の3つです。
- 「少額から」「自分の好きな金額で」投資できる
- 毎月の買い付けを自動化できる
- 円で購入できる
ひとつずつ見ていきます。
【1】「少額から」「自分の好きな金額で」投資できる
100円から、1000円からなど、少額から投資を始めることができます(証券会社、投資銘柄、買付方法などにより異なります)。
金額は途中で変更もできますので、まずは少ない金額から始めてみて、投資になれてきたら少しずつ金額を上げていくのもいいでしょう。
ETFのように一口単位での購入ではなく、1円単位で投資金額を設定できます(一部銘柄を除く)ので、自分の好きな金額で投資することができます。
【2】毎月の買い付けを自動化できる
はじめに「投資銘柄」「買付金額」「買付方法」などを設定すれば、それにしたがって毎月自動で投資できます。
なので手間がかかりません。
- 自分が持っている金融機関の口座から自動引き落とし
- クレジットカード決済
などにより購入することができます。
【3】円で購入できる
このブログでご紹介している「アメリカ高配当株ETF投資」のように、事前に円をドルに交換するといった作業は必要ありません。
手間もかかりませんし、為替相場を意識する必要もありません。
どんな方法で投資すればいいの?⇒NISA口座で「長期・分散・積立」投資
このブログでご紹介している「アメリカ高配当株ETF投資」のように、普通の人は下記のようにするのがおすすめです。
- NISA口座で
- 「長期・分散・積立」投資
NISA制度や「長期・分散・積立」投資を行う理由などについては下記ページをご覧ください。
NISA×「長期・分散・積立」投資|やり方を7つのステップで解説
- まずは本で勉強
- NISAについて知る
- 基本となる投資スタイルと心構え
- 投資に関するお金のこと
- 証券会社にNISA口座を開設
- 投資信託|おすすめの買い方
- 投資信託|何を買う?
【1】まずは本で勉強
何ごとも勉強第一です。
勉強する目的は下記の2点です。
- できるだけ最短ルートで結果に向かうこと
⇒不適切なやり方では結果に結びつくのに時間がかかる - 安全に目的地にたどり着くこと
⇒信用していない人の話に振り回されたり投資詐欺被害に遭うのを防ぐ
事前に、信用する媒体から正確な情報をしっかりと自分で勉強して身につけましょう。
【投資初心者にはまずこの1冊】
- 『はじめての人のための3000円投資生活』
上記は2016年ごろに発売された本です。
現在(2024年4月)では、その最新刊である『はじめての人のための3000円投資生活 新NISA対応版』が出ております。
長年売れ続けている本ですので、投資初心者はまずはこの本を読んでみるのがおすすめです。
【2】NISAについて知る
NISAとは、金融商品(株式や投資信託など)から得られる利益(売却益、配当金)を非課税にできる制度です。
「非課税」ということは、税金がかからないということです。
通常、金融商品を売却して得られた利益(売却益)や受け取った配当金に対しては約20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資すればそれがゼロになります。
NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がありますが、このページでご紹介している投資信託は、基本的には「つみたて投資枠」を使って毎月買付・長期運用していくことを前提としております。
【3】基本となる投資スタイルと心構え
投資の基本は「長期・分散・積立」投資です。
その理由や事前に心得ておくべきことなどを下記ページでご紹介します。
【4】投資に関するお金のこと
ここでは
- 手持ち資金のうち、いくら投資に回したらいいか?
- 投資の効果を最大化するための方法
などを解説します。
【5】証券会社にNISA口座を開設
投資をするには証券会社に口座を開設する必要があります。
また、NISAを利用しておトクに投資するためには、総合口座だけではなくNISA口座の開設も必要です。
では、どこに口座を開設すればいいのでしょうか?
おすすめは下記の3つです。
- マネックス証券
- 楽天証券
- SBI証券
おすすめする理由は下記ページをご覧ください。
【6】投資信託|おすすめの買い方
本などで勉強して投資に関する知識を得たら、いよいよ次は実践です。
実際に証券口座を開設して投資信託を買っていくのですが、その前に、わたしがおすすめする投資信託の買い方を2つご紹介します。
「どこで証券口座を開設するか」にもかかわるところです。
- クレジットカード払いで買う
⇒ポイントがたまるから - 毎日積み立てで買う
⇒リスクの軽減につながる(時間的分散の究極の形)
それではひとつずつ見ていきます。
まず一つ目「クレジットカード払いで買う」
まず一つ目は「クレジットカード払いで買う」です。
なぜならポイントがたまるからです。
具体的におすすめするのは下記の2つです。
- マネックス証券でdカード払いで買う
- 楽天証券で楽天カード払いで買う
それぞれのポイント還元率を見てみます。
※クレジットカード払いでの投資信託の積立は、上記の両社とも毎月10万円までです。
【1】マネックス証券でdカード払いで買う
ポイント還元率は最大1.1%ですが、ひと月あたりの積立金額に応じて還元率が異なってきます。
積立金額 | ポイント還元率 |
5万円以下 | 1.1% |
5万円超~7万円以下 | 0.6% |
7万円超~10万円以下 | 0.2% |
(例)月10万円をクレジットカード払いで積立した場合
- 5万円までの分が550ポイント
- 5万円超7万円までの分が120ポイント
- 7万円超10万円までの分が60ポイント
合計730ポイントになります。
【2】楽天証券で楽天カード払いで買う
- ポイント還元率 0.5%
ポイント還元率だけを見ると、一つ目の「マネックス証券でdカード払いで買う」に軍配があがります。
SBI証券にも提携しているクレジットカード会社はありますが、「投資信託をクレジットカード払いで買付してポイントをためる」という観点から言うと、条件はあまりよくありません。
なお、投資信託をクレジットカード払いで買付する場合、次でご紹介する「毎日積み立て」は選択することができません。
二つ目「毎日積み立てで買う」
投資の基本のひとつは「分散」です。
「分散」には「金融商品の分散(何に投資するか)」と「時間的な分散(いつ投資するか)」の2つがあります。
「毎日積み立てで買う」というのは「時間的な分散」のひとつの形です。
一般的に買うタイミングをずらすことがリスクの軽減につながりますが、「毎日積み立て」はその究極の形になります。
上記でご紹介した3つの証券会社とも「毎日積み立て」を選択することができます。
以上、投資信託の2つの買い方をご紹介しました。
- ポイントを貯めたい場合 → クレジットカード払いで買う
- リスクをとことん軽減したい場合 → 毎日積み立てで買う
で、選択してみてはいかがでしょうか。
ただ、わたしならポイントを優先しますかね。
時間的な分散については、「毎日積み立て」までしなくても、「月1回決められた日に買う」などでもある程度分散されますので。
【7】投資信託|何を買う?
下記ページで、わたしが現在(2024年4月)実際に保有している商品で、いいなと思うものをいくつかタイプ別に、わたしの実績と合わせて紹介しています。