行政書士業務で使う複合機|選ぶ際の注意点4つとおすすめ機種3つをご紹介

「今度、行政書士として開業する予定で、プリンターやFAXなどがひとつになった複合機を買おうと思うんだけど、どの機種を選べばいいんだろう…」
「選ぶ際の注意点は?」
よく考えず選んでしまっては、役に立たないものを買ったり、必要な機能を満たしていないものを買ってしまうかもしれません。
そこで、この記事では
- 複合機を選ぶ際の4つの注意点
- わたしが実際に使用している複合機
- 今買うのにおすすめの複合機3つ
- 機種ごとの性能の比較
などを、実際に行政書士として複合機を10年以上使用し続けているわたしがご紹介します。
行政書士業務で使用する複合機|選ぶ際の4つの注意点
行政書士業務で使用する複合機を選ぶ際の注意点は下記の4つです。
- A3の用紙サイズ対応
- ADF(自動原稿送り装置)は必須
- ファックス機能のあるもの
- 設置スペース
ひとつずつ見ていきます。
注意点その1|A3の用紙サイズ対応
業務で使用する用紙サイズは、ほとんどがA4ですが、念のため、A3サイズのものを印刷したりスキャンしたりできるものを選ぶ方がよいでしょう。
わたしの経験している業務の中ではA3サイズで印刷する書類はほぼなく、あるのは建設業許可申請手続き書類の中の表紙ぐらいです。
富山県のホームページからダウンロードできるその表紙の様式がA3サイズになっております。
ただし、これも必ずA3で印刷しなければならないかというとそうでもなく、自分でA4サイズに変換して印刷して使用しても、手続き時に特に何も言われることはありません。

まぁ、ただの表紙だからね…
というわけで、わたしの場合は基本A3はほぼ使用しません。
ただし、お客さんからA3サイズの資料を渡される場合もたまにあり、それをそのままのサイズでパソコンに保存したい場合に、A3サイズをスキャンすることは必須となります。
そんなような場合などもありますので、複合機はA3サイズまで対応できるものを選んだほうが良いです。

とりあえずA3対応のものを選べば、いろんな業務に対応できると思うので安心
注意点その2|ADF(自動原稿送り装置)は必須
ADF(自動原稿送り装置)は、下の写真のような、連続で用紙を読み取ることができる装置のことですね。

この装置は、次のような場合に便利です。
- 複数の書類を一度にお客さんにFAXしたいとき
- 複数の書類をまとめて一度にスキャンしたいとき

仕事をしていると結構あるね、こういう場面が
わたしの場合は特に1番が
「複数の書類を一度に」というところがポイントです。
これができないと、いちいち1枚ずつ原稿台カバーを上げて用紙を原稿台ガラスにおいて…ということを繰り返さなければなりません。

一枚一枚、カバーを上げ下げ、メンドー!
「大切な書類にはADFは使わない」
ただし、わたしは念のため、大切な書類(たとえば印鑑証明書などの公的書類や実印を押した委任状など)をスキャンするときなどは、この機能は使いません。
なぜなら、もしかしたらですけど、紙詰まりを起こす恐れがあるからです。
今まで、この装置でそんなような不具合を起こしたことはないですが、念のためです。

詰まってからでは遅いよね…
詰まったら書類は多分ぐちゃぐちゃに…
そうなってしまって、その書類が使用不能になったら、お客さんにお願いして再度印鑑証明書や委任状などを取り直してもらわなければなりません。
取り直せるならまだいい方で、中には二度と取れない書類もあるかもしれません。
そんな状況になったら目も当てられません。
そんなようなことを想像し、わたしは大切な書類には、念のため、この機能は使わないようにしております。

大切な書類を連続でFAXする場合はコピーをFAX…
大切な書類をスキャンする場合は一枚一枚原稿台ガラスにセットしてスキャン…
注意点その3|ファックス機能のあるもの
わたしはプリンター、コピー機、スキャナー、FAXがひとつになった複合機をおすすめしています。

複合機の中にはFAXがついていないものもありますので、注意が必要です。
注意点その4|設置スペース
A3サイズ対応なので、当たり前ですが、一般的に家庭などでよく使うA4サイズのプリンターなどより(複合機の)本体サイズが大きめです。
わたしの場合は、下の写真のように机の上に置いております。

使用している複合機の本体サイズは下記です。
- 奥行 477 mm
- 横幅 575 mm
- 高さ 375 mm(多目的トレイを含む高さは379 mm)
で、机のサイズは下記です。
- 奥行 725 mm
- 横幅 1800 mm
- 高さ 500 mm ※机上部空間の最下部(机の上に収納棚がのっかっているため)
これで、机の上に複合機を設置した場合のサイズ感はこんな感じです。
問題なく設置できるスペースを確保しなければなりません。
「本体サイズより一回り余裕がある設置スペースが必要」
複合機は原稿台カバーを上げて使用するので、原稿台カバーを上げる高さ的な余裕も必要です。
奥行と高さは使い方によって必要となるスペースの大きさが変わってくるので、その分の余裕なスペースが必要です。
以上が、行政書士業務で使用する複合機を選ぶ際の注意点です。
あとは普通に印刷やコピーができてFAXが使えればいいかなと思います。
まぁ、あとはできれば印刷コストが安く、長く使えるような耐久性の高いものがいいですね・・・と

こだわりだしたらキリがないね
ただ、あんまりいろいろな機能がついているのもどうかと思います。
機能がいろいろ付いてるとその分構造が複雑になり、壊れるリスクも上がります。
だから、いらない機能は無い方がよく、その分(構造は)シンプルに、壊れにくい方がいいです。
わたしが使用している複合機
先ほどの写真でも写っておりましたが、わたしが使用している複合機はブラザー社製の「MFC-J6983CDW」です。
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わたしはこれが2台目です。
ちなみに1台目もブラザー社製です。このあたりのことは下記ページでご紹介しております。

余談ですが、原稿台カバーを上げているのは、何か書類を挟んだまま取り忘れてないかということをいつも確認できるようにするためです。

書類を取り忘れている場合は、原稿取り忘れ防止機能によりアラームや操作パネルの画面で教えてくれるけどね…
A3対応複合機|どんなものがあるの?
市販されているA3対応複合機には、下記ページに載っているような機種があります。
基本的に、ブラザーかエプソンの2択です。
キャノンにも一つ、A3対応複合機がありましたが、ファックス機能がありません。
上記ページに掲載されている機種のうち、小規模事業者が利用しやすい手ごろなA3対応複合機は下記の5つです。※2025年1月10日時点
それでは次に、わたしが現在使用している機種(MFC-J6983CDW)と上記5機種にて、コストや耐久性など、その違いを比較して見てみましょう。
A3対応複合機|性能の比較
※「ipm」は、1分間に印刷できるページ数を表します。
▼ スマホではスクロールできます ▼
印刷スピード(A4) | 耐久性 | ランニングコスト(A4) | 用紙カセット数 | |
MFC-J7100CDW (ブラザー) | カラー:約28ipm モノクロ:約28ipm | 約30万ページ | カラー文書:約6.5円(税込)/枚 モノクロ文書:約1.7円(税込)/枚 | 1段 |
MFC-J7300CDW (ブラザー) | カラー:約28ipm モノクロ:約28ipm | 約30万ページ | カラー文書:約6.5円(税込)/枚 モノクロ文書:約1.7円(税込)/枚 | 2段 |
MFC-J7500CDW (ブラザー) | カラー:約30ipm モノクロ:約30ipm | 約30万ページ | カラー文書:約4.1円(税込)/枚 モノクロ文書:約0.8円(税込)/枚 | 2段 |
MFC-J6983CDW (ブラザー) ※わたしが使用中 | カラー:約20ipm モノクロ:約22ipm | 約15万ページ | カラー文書:約7.1円(税込)/枚 モノクロ文書:約1.9円(税込)/枚 | 2段 |
PX-M6010F (エプソン) | カラー:約12ipm モノクロ:約25ipm | 15万ページ | カラー文書:約9.9円(税込)/枚 モノクロ文書:約3.0円(税込) /枚 | 1段 |
PX-M6011F (エプソン) | カラー:約12ipm モノクロ:約25ipm | 15万ページ | カラー文書:約9.9円(税込)/枚 モノクロ文書:約3.0円(税込) /枚 | 2段 |
A3対応複合機|結局、買うならどれがおすすめ?
上記で比較した結果、わたしが今買うなら下記のいずれかになります。※2025年1月10日時点
- ブラザー社製(MFC-J7100CDW)
- ブラザー社製(MFC-J7300CDW)
- ブラザー社製(MFC-J7500CDW)
最も印刷スピードが速くランニングコストも安いものが欲しければ「MFC-J7500CDW」ですし、そうでなければ「MFC-J7100CDW」か「MFC-J7300CDW」になります。
「MFC-J7100CDW」か「MFC-J7300CDW」で選ぶ場合は、大きな違いは用紙カセットの段数のみです。
基本的に段数が少ない方が価格も安いので、最も費用を抑えたい場合は「MFC-J7100CDW」ということになります。
考え方は人それぞれですので、皆さんがそれぞれ自分に合ったものを選べばよいでしょう。

価格とのバランスというのもあるしね
エプソン社製は、印刷スピード、耐久性、ランニングコスト、すべてにおいてブラザー社製より劣り、また、メンテナンスボックスというものを交換する必要があるなどの理由により、わたし的に選ぶ対象からは外れました。
ちなみに、日ごろの手入れという点では、ブラザー社製は印刷品質をチェックしたりヘッドクリーニングを行うぐらい(いずれも操作パネルでのボタン操作)なので、そんなに負担はありません。
【MFC-J7100CDW ▼】
【MFC-J7300CDW ▼】
【MFC-J7500CDW ▼】
わたしが使用している「MFC-J6983CDW」も一応載せておきます。
用紙カセットの段数は1段でもいいかも
わたしが使用している「MFC-J6983CDW」には用紙カセットが2段あり、A4用紙とB5用紙を入れて現在わたしは使用しております。
しかし、正直、あまりB5用紙は使わないですね。
一応、自分なりに「この書類をコピーする場合はB5で」と決めているものがありますので、それを印刷するのにB5を使用しておりますが、別に必ずB5でコピーしなければならないというわけでもありません。
はじめに書いた通り、業務で使用する書類はほぼA4です。
もしも、ほかのサイズで印刷などをしなければならないときでも、多目的トレイで対応できます。

必要に応じて、複合機とは別にプリンターを増設したり、よりグレードの高い機種に変更したりすればいいね