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【新人行政書士の事務所】開業するなら自宅・賃貸、どちらがおすすめ?

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「今度、行政書士で開業するんだけど、事務所は自宅でいいのか?ほかで借りた方がいいのか?どっちがいいんだろう?」

結論から言うと、新人行政書士は自宅兼事務所での開業がおすすめです。

  • その理由と対策
  • 経費計上のポイント

などを、行政書士を10年以上続けているわたしが、自身の経験をもとにご説明します。

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行政書士開業時には事務所が必要

行政書士で独立開業する際には、業務を行うための事務所を設けなければなりません。

行政書士(行政書士の使用人である行政書士又は行政書士法人の社員若しくは使用人である行政書士(第三項において「使用人である行政書士等」という。)を除く。次項、次条、第十条の二及び第十一条において同じ。)は、その業務を行うための事務所を設けなければならない。

行政書士法 第8条(事務所)第1項

はたして、この事務所。

自宅を事務所とするか、または事務所をほかで借りるか、どちらがいいのでしょうか?

新人行政書士は自宅兼事務所がおすすめ

新人行政書士の場合、わたしは迷わずこう言います。

「自宅兼事務所がおすすめです」と。

経費が掛かるから

それは、やはり、経費が掛かるからですね。

自分が住んでいる自宅の家賃や住宅ローン、光熱費などの支払いがあるのに、もうひとつ、それら(事務所をほかで借りた場合の家賃、光熱費など)が増えると、言うまでもなく支払いが大変になります。

開業する前と同様にかかっている、自分の住んでいる自宅の家賃や住宅ローン、光熱費などの支払いとあわせて、さらに、借りた事務所分の家賃、光熱費などの支払いが増える・・・。

その一方で、開業当初は売り上げが上がりにくく生活が厳しくなる・・・。

そんなことを考えると、とてもじゃないですが、借りる気にはなりません。

事務所のこと以外にも、お金がいっぱいかかる

家賃や光熱費だけではなく、ほかにも揃えなければならないものもいろいろあるでしょう。

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すっごくお金がかかります。

なので、わたしは特別な事情がない限りは、自宅兼事務所をおすすめします。

わたしも開業当初から今も、ずっと自宅兼事務所です。

固定費を最大限、無くすことが大切⇒事務所運営がラクに

プライベートでも事務所運営でも同じですが、キャッシュ(現金)を残すためには、固定費の見直しが効率的です。

プライベートで生活費を見直すために、不要なサブスクを解約したり、携帯電話を格安スマホに切り替えたりするでしょう。

サブスクとは、サブスクリプション(subscription)の略で、日本では「一定期間、一定額で利用するビジネスモデル」のことを言います。

それによって、それ以降の生活費を節約することができます。

事務所運営もそれと同じです。

不要な固定費を最大限、無くすことにより、事務所運営はラクになります。

一度見直せば、それ以降はずっと、「月々に残るお金が増える」ということだね!

「事務所を自宅とは別に借りる」ということは、それとは対極の動きになります。

そうは言っても、お客さまと会わなきゃいけないし・・・⇒事務所とは別の場所で会う

そのような場合は、こちらからお客さまのもとに会いに行く、というスタンスをとれば問題ありません。

お客さまのご自宅などが無理であれば、どこかのファミレスなどでも利用すればいいでしょう。

実際、どれだけお客さまと会うことが必要になるかは分からない⇒だから、必要になってから借りる

開業したって、どれだけ人(お客さま)と会うことになるかなんてわかりません。

それなのに、突っ走って事務所を先に借りてしまっては大変になるだけです。

思いのほか、人(お客さま)と会う機会なんてそんなにないかもしれません。

業務の種類にもよると思います。

なので、必要だとはっきりとわかってから借りる形でもいいかと思います。

参考(わたしの場合)

どうしても人と会わないと業務が完了しないものを除き、基本、人と会うことはあまりありません。

書類は郵送などでやり取りし、連絡は電話・FAX・メールでします。

ほかの対応策として⇒パーティションなどで区切る

実際にお客さまとお話しするスペースとして必要になる面積は、そんなに大きくないと思います。

であるならば、部屋数的には余裕が無くても、ある一部屋を移動式パーティションなどで区切ることにより、その場所を相談スペースとして活用することができます。

わたしもそうしてるよ!

これなら、(相談スペースを)手軽に作りだせます。

そのようなことをあらかじめ想定して、普段の生活において、家具などを配置しておく必要はありますが。

事務所の家賃、光熱費、購入した設備などは経費になる

事務所としてかかった家賃(持ち家の場合は減価償却費、住宅ローンの利子)、光熱費、購入した設備などは経費になります。

それ(経費)にはさまざまなものがあります。

自宅兼事務所の場合、それらの全額が経費になるわけではなくて、事務所として使用した分が経費になります。

それらの経費に関して、プライベートで使用した分、事務所として使用した分、どのように判断すればいいのでしょうか?

それらの参考になることが下記の本に書いてあります。

おすすめの本(わたしももっと早く見たかった・・・)

  • 『フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す!元国税調査官のウラ技』

わたし的には上記の本はとても参考になりました。

ほかの本は、事務所使用分を経費にすることに関して、わりと安全パイな書き方をするものが目立ったのですが、上記はちょっと違います。

この本をもっと早く知っていたら、もっと経費にできたじゃん!

⇒支払う税金などが減って、手元にお金がもっと残ったということ

それぐらい、わたしももっと早く見たかった・・・。

別に違法なノウハウを紹介するものでも、もちろんありません。

元国税調査官の方が書かれたものっぽく、実務に即したものとなっております。

手残り(キャッシュフロー)を最大化することが最も大切⇒売上と経費計上、どっちも大切

「もっと稼ぎたい!」と思ってたくさん仕事をしても、経費を適切に計上していなければ、「忙しいけど(稼いでいるけど)儲からない」状態になります。

たくさん稼いでも、税金や社会保険料でたくさん持っていかれるからですね(経費を適切に計上していないから必要以上に持ってかれる)。

せっかくたくさん稼いでいるのに、これでは残念だね・・・

手残り(キャッシュフロー)を最大限、残すためには、売り上げを上げつつ、経費計上も適切にしっかりやるのがポイントです。

そのためには、上記の本などを参考にするとよいでしょう。

自宅兼事務所の方が、通勤もしなくていいからラク

当たり前ですが、自宅を事務所にすれば、通勤をする必要がありませんので、楽です。

  • 満員電車に乗る必要もなければ、車を運転する必要もない
  • 通勤にかかる時間や手間、交通費が不要
  • 勤務時間直前までゆっくりしていられる

わたしの感覚では、どうしてわざわざほかで事務所を借りて、わざわざ大変な思いをするのか、わかりません。

なので、わたしは、事務所は必要になったときに借りればいいと思っております。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ポイントは以下の3点です。

  1. 開業当初は自宅兼事務所がおすすめ
  2. 事務所は必要になったときに借りればOK
  3. 売上を上げるのと合わせて経費計上も適切にしっかりやろう

キャッシュを最大化するためには、足し算の考え方(業務拡大)だけでなく引き算の考え方(ムダを省く)も大切です。

開業当初は売り上げも少ないですから、余分な経費を使っている余裕はありません。

  • 朝はゆっくりコーヒーを飲んでいられるし
  • 朝はゆっくり寝ていられるし

自宅兼事務所、サイコーじゃぁありませんか。

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ABOUT ME
あぼかど
あぼかど
行政書士など
「会社員しててもちっとも自分の思うように働けない!いろいろ理不尽なことも多いし!!」そこで発想を転換。

会社員人生に見切りをつけ、2003年に「行政書士になること」を決意。約1年間の勉強(独学)の末、翌年の試験に一発合格。2010年代はじめあたりに行政書士で独立開業。

現在は主に行政書士業のほか、大家業や投資からの配当金などにて生計を立てている。
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