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【行政書士の開業準備】スタートダッシュを切るためにしておきたい4つのこと

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やっと行政書士試験に合格して、晴れて行政書士として独立開業できる状態になったとしても、なんの考えも無しにいきなり開業してはいけません。

行政書士を10年以上続けているわたしの体験をもとに、開業後の事務所運営をすこしでも早く軌道に乗せるために、事前にやらなければならないことをご紹介します。

なんの準備もせずに開業しては、苦労することが目に見えてるよ!

開業前にこれだけは行い、少しでも良いスタートが切れるように準備しよう!!

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開業前に最低限しておきたい4つのこと

行政書士で独立開業する前に、最低限しておきたい4つのことについてご紹介します。

開業前にしておきたいこと
  1. 半年間程度の生活費を確保しておく
  2. 開業後のおおまかな戦略を立てておく
  3. ホームページを作っておく & 中身(記事)を作成しておく
  4. 業務に関する勉強をしておく

ひとつずつ見ていきます。

半年間程度の生活費を確保しておく

最低でも半年間程度の生活費を準備しておくことは必要かと思います。

行政書士に限らず、これは何の業界で起業するにしても、同じように必要だよね!

ある程度の自己資金も用意できないようでは融資を受けられないことと同じで、ある程度のお金を事前に用意しておけないようでは、安心して事業を進めていくことができません。

いつ、サービスが売れて、お金が入ってくるかは、開業する前には実際にはわかりません。

その間にも生活費はかかります。

開業後のおおまかな戦略を立てておく

「開業当初は何の分野をメインにやっていこうか」などを決めておきます。

ある程度考える必要はありますが、その一方で、考えすぎる必要はありません。

じゅうぶん考えたとしても、開業後、その通りにならないことも多いし!

ネットや書店などから情報を収集して、自分のやりたいことと合わせて総合的に検討し、開業当初はとりあえずこれをやろうと決めておきます。

業務分野は複数(2つか3つ)想定しておくことが望ましいです。

ホームページを作っておく & 中身(記事)を作成しておく

開業当初のメインの取扱業務が決まったら、それに関するホームページを事前に作成しておきます。

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ただ作成しておくだけではなく、早くグーグル検索に出てくるよう、記事をある程度の量、あらかじめ作成しておくことが必要です。

中身(記事)が少ない薄っぺらいホームページではグーグルからの評価が低いからです。

つまり、検索結果の上位に出てこないということ・・・

検索結果の上位に出てこなければ仕事にもつながらない・・・

会社を辞めて開業してしまってから記事を作成していったのでは時間がかかってしまいます。

その間、ホームページから仕事を受注することができずに、どんどんお金だけが無くなっていきます。

できるだけ多くの記事を事前に作成しておくことが望ましいでしょう。

「まだ開業前だから」などの理由でホームページ内に直接記事を書き込めない(投稿できない)場合は、Wordで記事を下書きしておくとよいでしょう。

そして、ホームページ内に記事を書き込める状態になったらそれ(事前にWordで下書きしておいたもの)をもとに本執筆するのです。

そうすることにより記事を公開するまでの時間を短縮できます。

記事の作成は結構時間がかかるな~~

【注意】事前にWordで下書きしておいたものをホームページにコピペする場合

上記の場合、「プレーンテキストで貼り付ける」ようにする必要があります。普通に「貼り付ける」と、Word側の文字情報(フォントの種類、大きさ、色など)の影響を受けてしまいます。

※プレーンテキストとは、何の装飾もされていない文字だけのデータです。

心配なら、Wordで作成したものを一度メモ帳にコピペして、そこからホームページにコピペすると安心かもしれませんね。(わたしはそうしてます)

業務に関する勉強をしておく

上記で開業当初に扱う業務に関するホームページを開業前に作成すると言いましたが、そのためには、その業務に関する勉強をしておくことも必要です。

そうでなければ、事前に経験がない限り、その業務に関する記事など書けないからです。

書店で数冊本を買って読んだり、ネットで情報収集することも必要でしょう。

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ただ、実際に業務を行うことになれば必然的にその業務に関する知識が必要になりますので、どっちみちやっておいて損はありません。

開業前はホームページの記事を増やしていくために、業務に関する勉強もしておきましょう。

仕事獲得までの期間をいかに短くするかがポイント

上記が開業前に最低限やっておきたいことです。

主に、業務(依頼)をとるためのものですね。

会社員時代に、そのためのことをしっかりやっておきましょうということです。

会社員時代はまだ給料がもらえますから。

当たり前のことですが、会社員を辞めて行政書士として独立開業すると、給料がもらえなくなります。

今後の収入は依頼人からいただく報酬になるね!

給料がもらえなくなってから初めての報酬がもらえるまでの期間をいかに短くできるかがポイントです。

そのための準備を会社員時代にしっかりやっておくことがとても大切です。

ほかにやっておかなければならないこと

上記のような「依頼をとるための準備」だけでなく、以下のようなこともあわせて行っておかなければなりません。

開業前に必要なこと
  • 各備品の購入
  • ネット回線の準備
  • 電話・FAX回線の準備
  • 会計・確定申告(青色申告)の勉強
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開業前にかかった費用は、開業後に経費にできる

以上を踏まえると、開業前の会社員時代にも、いくらか経費が掛かります。

それらの経費は開業後に開業費として収入から差し引くことができますので、開業するために払った費用に関する領収書はしっかり保存しておきましょう。

準備期間に数ヶ月から1年程度の期間をみてもいいかも

いや~でも、開業する前にやらなければならないことは大量にあるね・・・心が折れそう・・・

そうですね。

なので、準備期間に数ヶ月から1年程度の期間をみておいてもいいかもしれませんね。

でも、何事も準備が大切です。

ある程度の準備がその後の運命を左右します。

準備ばかりで一歩も踏み出せないのは本末転倒ですが、ぜひ、ある程度の準備をしたうえで開業するようにしましょう。

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まとめ⇒依頼をとるための準備を特にしっかりやろう

いかかでしたでしょうか?

開業前にできることは、とにかく開業前にできる限り準備しておくことが大切です。

ポイントは以下の3つです。

この記事のポイント
  • なんの準備もせずにいきなり開業してはダメ
  • 依頼をとるための準備を特にしっかりやる
  • 準備期間として数ヶ月から1年程度の期間をみてもいいかも

わたしの場合(わたしは甘かった・・・)

わたしの場合はと言うと、ずっと派遣社員として働いていた中で、開業一年前ごろに突然、本格的に「行政書士でそろそろ開業しよう」と思い立ちました。

それまではずっと「いつ開業しようか」と漠然と思いながら、日々を過ごしていたよ

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プロフィール
プロフィール

それからは、「なんの業務をメインにやっていこう」「ホームページはどこの業者につくってもらおう」などと、いろいろ考えたり調べたりしておりました。

ただ、それでも、開業前にじゅうぶんな準備ができていたかというと、全然そうではありませんでした。

時間が足らなかったのか・・・と言われると、そうではなかったという感じがします。

ただ単に、本気度が足らなかったというふうに思います。

なので、ホームページの記事作成も開業前にじゅうぶんにしておらず、また、業務に関する勉強も全然できていなかったと思います。

要は、わたしは甘かった・・・

わたしを反面教師にして、みんなはしっかりやってね・・・

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ABOUT ME
あぼかど
あぼかど
行政書士など
「会社員しててもちっとも自分の思うように働けない!いろいろ理不尽なことも多いし!!」そこで発想を転換。

会社員人生に見切りをつけ、2003年に「行政書士になること」を決意。約1年間の勉強(独学)の末、翌年の試験に一発合格。2010年代はじめあたりに行政書士で独立開業。

現在は主に行政書士業のほか、大家業や投資からの配当金などにて生計を立てている。
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