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行政書士の仕事
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【行政書士開業時の仕事】取扱業務を決める際のひとつの考え方をご紹介

yokokura
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新人行政書士はどのような考えで取扱業務を決めればいいのでしょうか?

「行政書士になったら、あの業務をメイン業務にしよう!」とはじめから決まっている人はいいですが、なかには、どうしたらいいのか分からない人もいます。

「取扱業務を決めるのはいいんだけど、いったいどうすればいいんだ?」という方に対して、10年以上行政書士を続けているわたしが、自身の経験をもとに、ひとつの考え方をご紹介します。

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未経験の新人行政書士には実際の仕事のイメージがわかない

わたしも、行政書士として開業する際、なにを専門にやろうか迷いました。

行政書士補助者や他士業事務所での勤務経験などもなかったので、この仕事については全くの素人です。

実際、世の中にどのような仕事がどれぐらいあるか、分かりませんでした。

「行政書士で開業する」はいいけど、なにしよう・・・

そう、分からないのです。

未経験の新人行政書士には、実際のところ、世の中にどんな仕事がどれぐらいあるかなんてのは分からないのです。

(これから行政書士を開業しようとする人にとっては、下記ページを見れば、実際、世の中にどのような仕事がどれぐらいあるか、少しは分かります)

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であるならば、下記のようにしてみるのも、ひとつの方法です。

先輩のマネをする⇒代表的な業務を取り扱う

特にやりたい業務がなければ、まずは、先輩のマネをするのがおすすめです。

先輩のマネをするというのは具体的に分かりにくいですが、要は、まずは行政書士の仕事のなかで代表的な業務を取り扱ってみるということです。

代表的な業務としては「建設業関係」や「自動車手続き関係」などがあるよ

行政書士業務に限りませんが、代表的な業務には、もうすでに一定のニーズ(需要)が確実に存在します。

もうすでに、世の中にある程度、定着しているためです。

したがって、「やってみたはいいが、本当に仕事があるのかな?」という状況は避けられます。

先人たちのマネをするというのは、なにをするにしても、基本的なやり方のひとつだよね

わたしの場合⇒なかなか仕事が増えないので、取扱業務の数を増やしていった

わたしも最初、「創業融資サポート」に関するホームページをひとつ立ち上げただけでした。

やり方にもよるでしょうが、ニーズの大きさとしては、そんなに大きな業務ではありません。

現在のわたしであれば、開業当初それ一本でいこうなんて思いませんが、開業当初のわたしには、そんなこと分かりませんでした。

「創業融資」一本では、なかなか仕事が取れない・・・

そこで、その後、「建設業関係」「会社設立関係」「自動車手続き関係」などというように、ホームページの数をどんどん増やしていきました。

世の中にもっと需要のありそうな業務をどんどん取り入れていったわけですね。

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代表的な業務をやりながらチャレンジするのがおすすめ⇒リスク分散

「やってみたい業務があるんだけど、本当に仕事があるか分からない」という場合は、上記のような代表的な業務をやりながら、チャレンジしてみるのがおすすめです。

そうすれば、すぐにダメ(売り上げがなく廃業)になってしまうリスクを下げながら挑戦することができます。

上記で書いたわたしのように、それ(マイナーな業務)一本でいくのは危険です。

結局のところ、やってみなければ分からない

はじめてみた業務が、仕事として本当に成り立つかどうかは、結局のところはやってみなければ分かりません。

それは、新人行政書士だろうが大きな会社だろうが同じです。

ユニクロなどを展開する、かのファーストリテイリングも以前、野菜販売事業に乗り出したことがありますが、数年で撤退しました。

ほかの大きな会社でも同様のことはあります。

会社経営のプロや大人数で行っている事業でさえ失敗するのに、今まで経営をやってこなかった新人行政書士が、そのはじめた業務の行く末を正確に想像するのは困難です。

思い切って、やってみるしかねぇ!

「ある程度のリスクは回避できる」と分かったらね・・・

ある程度、続けてみることが大切

行政書士として独立開業してから、わたしが最も大切だと思うことは、「続ける」ということです。

言葉だけ見て理解するのは簡単ですが、やってみると、実際「続ける」ということは思ったよりも大変です。

特に、はじめのうちはなかなか結果が出ないからね・・・

だんだんと心が折れてきたり(このやり方でいいんだろうか・・・と)不安になったりするものです。

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でも、一旦、取扱業務として決めたのであれば、ある程度はやり続けてみましょう。

そうでなければ、それが成功するのか失敗だったのか判断できません。

なので、ちょっとマイナーっぽいような業務であっても、上記のような代表的な業務と組み合わせつつ、試行錯誤しながら続けてみてください。

「残る業務」「残らない業務」というのが出てくる

ホームページで集客する場合、かかる費用は初期費用(はじめにホームページを作成する費用)と月額費用(ホームページ維持費)です。

マイナーな業務でも、続けていけば、それぐらいの費用は最低限、回収できるぐらいの売り上げは作れそうな気がします。

本当に最低限ですが、最低それぐらいまで続けていった段階で、その業務の取り扱いをやめれば、金額的にはプラスマイナスゼロです。

金額的な損失はないね・・・

実際は、そのような業務も出てくるかもしれません。

やってみて、自分に合う・合わないっていうのも当然ありますし。

複数の業務を行っていくなかで、残る業務・残らない業務というのは出てきます。

いずれにしても、そのようなことはある程度、続けてみないことには見えてきません。

(どんな業務でも)実際やってみないと分からないね

まとめ:行政書士開業時の取扱業務を決める際の3つのポイント

いかがでしたでしょうか?

行政書士開業時の取扱業務を決める際の基本的な考え方は、下記の3点です。

  • 何をしたらいいか分からない場合は、とりあえず代表的な業務をやってみよう
  • 代表的な業務をやりながらチャレンジするのがおすすめ
  • 成功するか失敗するかは、ある程度続けてみないと分からない

わたしが開業時に「創業融資サポート」業務を行おうと思ったのは、

  • 事前に少し情報収集したところ、「創業融資サポート」がいいらしい
  • じゃあ、ちょっと自分も実際に日本政策金融公庫からお金を借りてみて、その経験を業務に生かそう

ということでした。

でも実際、これでは(考えが)足らなかったということですね。

これから行政書士になる皆さんは、ぜひ上記のことも考えて、開業時の取扱業務を決めていってくださいね。

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あぼかど
あぼかど
行政書士など
「会社員しててもちっとも自分の思うように働けない!いろいろ理不尽なことも多いし!!」そこで発想を転換。

会社員人生に見切りをつけ、2003年に「行政書士になること」を決意。約1年間の勉強(独学)の末、翌年の試験に一発合格。2010年代はじめあたりに行政書士で独立開業。

現在は主に行政書士業のほか、大家業や投資からの配当金などにて生計を立てている。
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