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行政書士がホームページで集客するには?|意識すべき4つの基本戦略

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「行政書士開業時にはどのようなホームページを作成したらいいの?」と悩む新人行政書士・行政書士開業予定者は多いと思います。

そんな疑問に対して、どのようなことを意識してホームページを作成したらいいか、10年以上、ほぼホームページだけで集客しているわたしがご紹介します。

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前提として、ホームページは「つくっただけ」では依頼は来ない⇒負のスパイラルに陥る

集客するにはホームページがおすすめと聞いてホームページをつくってはみたものの一向に仕事につながらないという人に限って、ホームページの記事数が少なく、中身が薄っぺらいものだったりします。

そのようなホームページは情報量が少なく、見た人の役に立ちませんので、下記のような負のスパイラルに陥ります。

情報量の少ないホームページは負のスパイラル!

悪循環1
情報量が少ないホームページ
悪循環2
見た人の役に立たない
悪循環3
グーグルの評価が上がらない
悪循環4
検索結果の順位が低い
悪循環5
見る人が少ない
悪循環6
依頼が来ない

これではいけませんので、記事をどんどん投稿し、人々の役に立つホームページに育てていきましょう。

それを繰り返せば繰り返すほど、上記とは逆の正のスパイラルに乗ることができ、どんどん集客できるようになります。

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目指すところ⇒依頼前提で電話が来ること

最終的には、ホームページを見ただけで「あなたに手続きをお願いしたい」と思ってもらうことが理想です。

そうすれば、価格競争にも巻き込まれにくく、依頼前提で電話がきます。

そうなるために、自分の強みなどをホームページ上で上手にアピールしたり、質のよい記事をたくさん投稿するようにしましょう。

ホームページで集客するための4つの基本戦略

ホームページの基本戦略は下記の4つです。

  1. 地域と業務をひとつに絞る
  2. (地域と業務をひとつに絞った)ホームページを複数運営する
  3. 自分で記事の追加や更新ができる
  4. 顔写真を掲載する

ひとつずつ見ていきます。

(1)地域と業務をひとつに絞る⇒ネット検索で上位表示されやすくなる

ホームページひとつにつき、「○○(地域)+○○(業務名)」のように、ひとつの地域、ひとつの業務をコンセプトにして、ホームページを作成します。

たとえば、「富山+建設業許可」のように、です。

地域と業務を絞り、それに限定して、記事(情報、サービスなど)をどんどん書いていくのです。

そうすることによって、上記に関連したワードで検索された際に、上位表示しやすくなります。

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わたしはもともとホームページやそれに関連する知識などに詳しいわけではないですが、10年以上、このような点に関して意識して集客を行ってきた経験からすると、どうやら間違いないようです。

実際に多くの行政書士が、この点を意識して、実際にホームページを公開しているよ!

ただし、この点については気をつけなければならないこともあります。

そのあたりは下記ページをご覧ください。

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(2)(地域と業務をひとつに絞った)ホームページを複数運営する⇒収入につながるルートが複数でき、事務所運営が安定する

上記のようなホームページを複数運営していくことによって、収入につながるルートが複数でき、事務所運営は安定しやすくなります。

たとえば、下記3つのホームページを運営していくとします。

  • 富山+建設業関係
  • 富山+会社設立関係
  • 富山+自動車手続き関係

上記の場合は、業務の件数的には自動車手続き関係がもっとも多いので、日々、自動車手続き関係業務を中心に動くことが多いなかで、たまに建設業関係や会社設立関係の業務が入ってくるというような感じになると思います。

1件あたりの金額的には、自動車手続き関係は単価が低く(数千円~数万円ほど)、建設業関係や会社設立関係は数万円~15万円ほどになります。

日本行政書士会連合会では報酬額統計調査を行っているよ

日々、単価の低い自動車手続き関係業務で小さく稼ぎながら、たまに入ってくる建設業関係や会社設立関係の業務で売り上げを伸ばすというような状態になります。

このように、複数のホームページを運営することで、収入につながるルートを複数つくることができます。

わたしの経験からすると、開業当初になるべく早く事務所運営を安定させるには、最初から複数(2つか3つ)のホームページを作成しておくのが望ましいと思います。

(3)自分で記事の追加や更新ができる⇒自分で自由に情報発信できる

どんどん情報を公開し、見てくれる人々の役に立つホームページにしていかなければなりませんので、自分で記事追加や更新などができるタイプのホームページを作成しましょう。

記事追加や更新作業を、いちいち外部の業者に頼まなければならないようでは、手間もお金をかかってしまいますので、それは絶対にやめましょう。

ホームページ全体の構成・大枠を業者につくってもらい、記事(文章、画像など)は自分で作成していくタイプのものがおすすめ

(4)顔写真を掲載する⇒安心感・信頼感アップ。差別化にも

行政書士に限らず、士業はその人自身が商品です。

もちろん実際の商品はサービスですが、「だれに頼むか」ということについては、依頼人にとって、とても重要なことだと思います。

他の商売のように「物を売っておしまい」ではなく、いろいろなやり取りが生じるからですね。

そのような人づきあいが生じる中で、合わない人に依頼してしまっては大変です。

そのような不安を少しでも解消するために、ホームページには顔写真を掲載するようにしましょう。

顔が見えるだけで、なんかちょっと安心・・・

もちろん顔写真だけでその人のすべてが分かるわけではありませんが、ないよりあった方が、その人のことが少しは分かります。

実際の顔だけでなく、顔写真を公開するという行為自体から伝わるその人の考え方など。

このサイトのように、見る人に無料で情報を提供するだけのようなものであれば顔写真がなくても別にいいとは思いますが、ホームページを通してお金が発生する(サービスを申し込む)ものである場合は、より信頼感が大切になります。

また、顔写真を掲載することは差別化にもつながります。

行政書士は、事務所ごとに経験や報酬額などに違いはあるとはいえ、基本的には、みんな同じサービスを提供しております。

したがって、どこかで差別化ポイントを打ち出していきたいところではあります。

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顔写真を掲載することは、だれでも簡単に差別化できる一番の方法です。

見た人の印象にも残りやすいと思うよ!

注意点

ホームページには顔写真を載せた方がいいと言っても、不愛想や不機嫌な顔つきの写真を載せてしまっては逆効果です。

自然な笑顔など、見た人にとって印象が良い写真を載せるようにしましょう。

ただ記事を増やしていくだけではダメ⇒試行錯誤して改善していく必要あり

ホームページは、ただ記事をどんどん書いて増やしていくだけではダメです。

  • 文章の適切な書き方だったり
  • 画像などを使って見せ方を工夫したり
  • 目的の記事に誘導するためのリンクの貼り方だったり

仕事につなげるためにはいろいろなコツがあります。

ホームページ作成初心者には上記のようなことは分かりにくいので、そのあたりを相談できるホームページ作成業者を利用するのが望ましいです。

わたし自身も集客に使っているホームページは、下記ページでご紹介する業者につくってもらったものであり、特に開業当初はいろいろと相談に乗ってもらっておりました。

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そのようなサポートなども利用して上記などを改善していくことも、新規の記事作成と合わせて、していかなくてはなりません。

「地域+業務名」の進化系戦略

上記で「ホームページひとつにつき、『○○(地域)+○○(業務名』のように、ひとつの地域、ひとつの業務をコンセプトにして、ホームページを作成します」と書きました。

それが、「ホームページをつくる際のひとつの基本」であることに変わりはありません。

しかし、場合によっては、ホームページひとつにつき、地域を複数入れたり、業務を複数入れることによって、ホームページを効率的に運営する(ホームページの数を増やしすぎない)という考え方もあります。

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まとめ⇒ホームページは「ただつくっただけ」ではダメ。4つの基本戦略を意識しよう

いかがでしたでしょうか?

ホームページは、(何も考えず)ただつくっただけでは効果が出ません。

4つの基本戦略を意識して作成しましょう。

  1. 地域と業務をひとつに絞る
  2. (地域と業務をひとつに絞った)ホームページを複数運営する
  3. 自分で記事の追加や更新ができる
  4. 顔写真を掲載する

上記を意識して記事を書いていっても、ホームページ公開(記事投稿)初期段階では、なかなか検索結果に出てこないと思います。

検索結果に出るようになるまで、しばらくかかるよ!

ネット検索に出てこないからと言って嫌になってすぐにやめてしまうのではなく、しばらくの間は、(ネガティブなことは)何も考えず、ただひたすら続けていきましょう。

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あぼかど
あぼかど
行政書士など
「会社員しててもちっとも自分の思うように働けない!いろいろ理不尽なことも多いし!!」そこで発想を転換。

会社員人生に見切りをつけ、2003年に「行政書士になること」を決意。約1年間の勉強(独学)の末、翌年の試験に一発合格。2010年代はじめあたりに行政書士で独立開業。

現在は主に行政書士業のほか、大家業や投資からの配当金などにて生計を立てている。
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